思春期も心はぐくむ台所育児~男子厨房に入るべし~


随分前から、会話の共通項が多いほど、反抗期もコミュニケーションがとりやすいかもと

記事を書いていましたが、


反抗期&思春期突入で、春から中3になる息子とすっかり

オトナびた会話ができるようになりました(^^)

ちょっぴり生意気だけど、生意気なのも嬉しいおめでたい母なのデス。


昨日は、バレンタインのお返しに自分でガトーショコラ作るから

材料買ってきて~と頼まれ、


「お母さん、 口で説明だけでいいで。

自分で作るから手は出さんといてや!」って。(笑)


すっかり背も抜かされ、

重いメレンゲのワークボール(業務用の泡だて器なので)も

片手で持ち上げ、サクサクと作業をすすめます。


ホイッパーの使い方も いつの間にやら上手になっている♪ 



チョコは、女の子に12個、 担任の男の先生にひとつ。


担任もウチのガトーショコラが美味しいと噂を聞き付けたようで、

リクエストされたらしい(笑)



女子たちは、息子目当てなんだかケーキ目当てなんだか(;^_^A

ホワイトデーなのにガトーショコラを

喜んで作る息子の姿は微笑ましい(*^^*)


「お母さんいっつもこんなんひとりで作ってるん?」

「ひとりのときより時間かかってる?」

「1時間もかかれへんやん、まぁええとこいってる?」

なんて、ガトーショコラを焼きあげたら、満足げ。


ウィンナーを焼いたり、うどんを茹でたりはしますが、

きちんと料理するのは年に数えるほどに激減の息子。


それでも幼いころから台所に立つのが「ふつう」で

「面白い」という想いがあり、苦にならないみたい。


きっと、今日は

女の子たちに自慢げに、ガトーショコラを配っていることでしょう(^^ゞ


女子が苦手で、小学時代は

バレンタインにチョコもらった相手に

「もう帰っていい?」といって、素っけなく冷たく帰っていったと噂されたこともあるぐらい、

クールともシュールとも言われた息子でしたが

随分、成長したものよね・・・(^^ゞ


ミニガトーショコラは

20個作って、残った7こは、家族でお茶タイムにいただきましょ♪


ところで、息子くん


おかあさんには

   ホワイトデーのギフトはないの~?!

    一応、女子なんですが・・・(笑)(^_^;)


「寒の戻り」ともいいますが、気温差の激しいここ数日。

寂しさと嬉しさの入り混じる今日は、

大阪府下の中学生たちは卒業式の学校も多く。


子どもたちの凶悪犯罪が多い時代。


男だから女だからという時代ではなくなりつつある。


子育ては十人十色。正解も不正解もないから。

ワタシにはワタシの子育てしかできない。

ワタシは、今日も台所に立ち、ここから広い世界に憧れ、見つめ続ける。


台所から広がる世界に愛をこめて。

子ども達の未来が明るく平和であることを切に願う。

(2013.3.14)