いなほ醸し人インストラクターメンバーのみなさんと、
京都の佃煮屋さんへ、製造所の見学に行ってきました!
当日は、朝8時にお伺いすると、朝ご飯をご用意いただけるのですが、
さすがに、8時となると、子どもさんのいらっしゃるメンバーは、厳しく💦
私は、早朝、いや深夜のように暗いうちに電車に乗り、車中で夜明けを迎えました(笑)
←どんな長旅やねん!(大げさ)
お母さんがご用意してくれた朝ごはん(^^♪
おにぎりは、ごはんが噛むほどにあま~い!
津乃吉さんのお出しがぎゅっと凝縮された卵焼きは絶品♪
お父様が九州の出身でお味噌汁は麦味噌だそう!
津乃吉さんファミリーのお味がつまった朝ごはんです!
元々はお米屋さんだったお父さん選りすぐりのお米だそう。
ちりめんも大好きな味です。
こちらのちりめん山椒、おジャコを蒸してお出しにひたすという方法で
素材の持ち味を活かして炊きあげられています。
この日は、製造場内で、見学しながら、試食もさせていただきました♪
手間暇をかけることで、美味しくなるところは丁寧に時間をかける。
無駄には労力をかけず、省けることは効率はよくすすめると、説明をしてくださりながら、
家庭では真似のできない、大きな直火でグラグラ炊き上げる佃煮は加工場中に広がり、
朝ご飯をいただいたばかりなのに、もう、白いごはんを食べたい気持ちにかられる(笑)
料理とは違う、加工品の調理の力強さと繊細さ、
お鍋を混ぜるのも、見ているよりずっと力とコツがいる。
手間暇をかけることに豊かな時間を感じる。
捨てる野菜も使ってみる。
野菜を炊いてできた出汁は何かに使ってみたくなる。
ミーハーな気持ちも大事(笑)←好奇心とも(^^♪
昨秋、大阪の「きしな屋」さんで、おひつごはんのおともにいただいた、
イワシ梅昆布に一目ぼれ♡いや、一口惚れか(笑)
つい先日、うどん出汁のワークショップで
吉田社長さんのお話を聞いたら、製造場を訪ねたい気持ちが一気に加速した(笑)
この日も、
ぐらぐらと炊き上がるお鍋に
ガラス越しの朝の光がふり注ぎ、
ゆらゆらと湯気が立ち込める中で
加工品というにはもったいないぐらい
美味しさがぎゅっと詰め込まれてゆく。
吉田社長さんは、作業をすすめながら、
幸せそうにたくさんのお話しを聞かせてくれました。
途中、何度もお味見させてくれて、
素材を調理する工程を何度も「育てる」と表現され、
お味見されて、そだってゆく「津乃吉さんの加工品」を愛おしそうに、
嬉しそうに、お話ししくださる。
ずっと、吉田社長さんのお話を聞いていたい気持ちを抑えて、
今日これなかったみなさんと、またお伺いしたき気持ちを膨らませて
お店を後にしました♪l
津乃吉さんとのご縁をつないでくれた、堺筋本町の「きしな屋」さん。
旅するバイヤー岸菜賢一さんが、つくり手や生産者さんと消費者をつなぐ
体験ワークショップは大人気ですぐに満席になります。
津乃吉さんのお出しのワークショップもよく開催されていますので
ぜひ足を運んでみてくださいね(^^)